SEO調査・サイトマップ構築する時に役立つ基本ツール4つ

1からサイト制作を行う場合、避けて通れないのがサイトマップの作成です。10ページぐらいの小規模サイトなら簡単に設計できるかもしれませんが、中大規模のサイトで検索流入を狙う場合は、SEOを意識したサイトマップ設計が求められます。

ここで活用したいのが調査ツールです。調査ツールを使えば、競合調査・関連KW(キーワード)の洗い出し・競合の獲得KWの炙り出しなどを簡単に行うことができます。

今回は、その調査において絶対に外せないド定番のツールを4つ紹介します。無料と有料とがありますが、お金に余裕があれば有料の方も是非試してみてください。

競合のサイトマップ調査ツール

まずは競合のサイトマップ調査ツールからいきましょうか。

例えば「藤沢 歯科」というKWで歯医者のサイトをSEOする場合、すでに成功しているサイトを真似してみる、という方法をまず考えてください。

極論ですが、コンテンツ・サイト構造・被リンクパワーが全く同じサイトが2つあるとすれば、ほぼ似たような順位になるはずですね。というわけで、上位のサイトに寄せていくというのは、SEO戦略としては割と常套手段です。

で、その洗い出しツールとして便利なのが以下のScreaming Frog SEO Spide(Mac用)と、Website Explorer(Windows用)です。

Screaming Frog SEO Spider

自分がいつも使っているのが「Screaming Frog SEO Spider」です。Mac専用のアプリケーションですね。無料版と有料版があり、無料版は1サイトにつき500URLまで洗い出しが可能、有料版は制限なしです。自分の場合は巨大なサイトを調査する機会がほとんどないので無料版で全然まかなえています。

使い方も簡単で、調査したいサイトのURLを打ち込むだけ。するとクローラーが勝手に回ってくれ、サイトマップを取得してくれます。titleタグはもちろん、noindex、ridirect状況までわかるため、SEOコンサルを受けた際なども何かと便利です。

洗い出したサイトマップはエクセル形式でダウンロードできるので、オフライン環境でも編集可能です。

↑は実際の画面。モザイクで隠していますが、こんな感じでURLが洗い出されます。

画像やCSSのURLも取得するため、大きなサイトになると500URLの制限を超えるかもしれません。そうした調査が多くなるような環境の場合は有料版に切り替えてください。

→Screaming Frog SEO Spiderのダウンロードはこちら(公式サイトへ)

Website Explorer


Website ExplorerはWindows専用のサイトマップ洗い出しツール(アプリケーション)です。自分はMacユーザーなのでこちらのツールは使ったことはありませんが、会社のメンバーはバリバリ使っています。

できることは上で紹介したScreaming Frog SEO Spiderとほぼ変わりません。サイトマップの洗い出しの定番ツールって感じですね。

無料版、有料版のようなプラン差別もなく、ずべての機能が無料で解放されています。かなり使いやすいツールだと思うので、早速ダウンロードしてみてください。↓↓

Website Explorerのダウンロードはこちら(公式サイトへ)

関連キーワードの洗い出しツール

競合調査と並んで重要なのが「関連キーワード」の洗い出しです。例えば「藤沢 歯科」をいうKWが中心キーワードだとすると、「歯周病 歯科 藤沢」といったKWもありますし、「藤沢 インプラント」「藤沢 小児歯科」といったものも狙いたいKWになりますね。このように、関連するKWもサイト内で網羅的にカバーすることもSEO効果が期待できます。

で、それに便利なのが「キーワードプランナー」と、サジェストチェックツールである「NEILPATEL」です。

キーワードプランナー

キーワードプランナーは、Google広告内で使えるKW洗い出しツールです。

どんな使い方が向いているかというと、ちょっとズラしたKWの洗い出しですね。例えば、さっき出した「藤沢 歯科」というKWに対して、「藤沢 インプラント」や「藤沢 マウスピース矯正」などがそうですね。イメージとしては広範囲にわたってKWを洗い出したい時はキーワードプランナーを使うのがお勧めです。特に100記事ぐらい入れるサイトを作る時なんかはキーワードプランナーの利用は必至かと思われます。

利用するにはGoogle広告への登録が必要ですが、広告出稿は強制ではありません。クレカ番号や口座番号を入力しない限り勝手に料金が発生することもないので、どうぞご安心を。気になる人は早速試しに使ってみてください。↓↓

キーワードプランナーの利用登録はこちら(公式サイト)

ubersuggest(サジェストチェックツール)

サジェストチェックツールでおすすめなのが、「ubersuggest(ウーバーサジェスト)」です。こちらも無料のツールとなります(ブラウザ上で利用する形)。

一応「サジェスト」の意味を解説しておくと、例えば、「藤沢 歯科」で検索窓に入力すると、「藤沢 歯科 おすすめ」「藤沢 歯科 土日」なども検索候補として表示されますよね。これがサジェストです。さっきのキーワードプランナーが横展開の調査方法なら、こちらはその逆。よりユーザーの悩みを深掘りしていくようなイメージです。サジェストチェックもwebディレクターとしては忘れてはいけない工程のひとつですね。

前置きが長くなりましたが、このNEILPATELの何が良いかというと、サジェストの検索ボリュームがなんとなくわかるということ。それさえわかれば、洗い出したKWをインテンション(興味・需要)順に並べかえることができます。つまり、どんな悩みを持ったユーザーが多いのか把握できるということですね。正直、無料ツールでここまでわかっちゃうのは結構すごいです。

↓実際にはこんな感じで検索ボリュームを見ることができます。

ただ検索ボリュームを出す分、ちょっとスピードが遅いです。もっとサクサクと調べたい方は「goodkeyword」や「関連キーワード取得ツール(仮名・β版)」なんかが有名ですね。この辺は好みで使い分けてもらって全然OKです。

まあ、ブラウザから無料で使えるツールなので、実際に一度試してみてください。↓↓
NEILPATELの利用はこちら(公式サイト)

注意
言語設定はデフォルドでは英語になっていますが、日本語に変更することを忘れずに。そのままだと正確に測定できません。

競合の獲得KW炙り出しツール

最後は競合の獲得KW炙り出しのためのツールです。

さすがに競合サイトの獲得KWまで調べるとなると有料になってしまうのですが、「ahrefs」というツールが非常に優秀なので紹介します。

hrefs

ahrefsは競合の被リンク調査ツールとして有名ですが、自分は競合がどんなKWから流入を得ているのかを調べる時にもメインで使っています。

ここからは個人的なノウハウの話になるのですが、競合サイトがどんなKWから流入を得ているのか把握できれば、どんなKWで対策を取れば良いのか決めやすいです。例えばサイト立ち上げ時は、弱めのサイトをベンチマークして流入KWを調査→真似して対策すると、あっという間にそのKWで上位表示ができます。弱めのサイトでもあげられているKWの難易度はそんなに高くないということですね。そしてある程度サイトのパワーが上がってきたらもう少しレベルの高いサイトをベンチマークして同じ手順、もっとパワーがついたらもっと強めのサイトをベンチマーク…とステージごとに同じ作業をするだけで、結構有効なSEO対策ができたりするんです。

さすがにこうした調査を行うには有料ツールを使うしかありませんが、hrefsの一番安いブランなら月99$で使えます。1日100URLまでという制限がありますが、個人レベルならこれぐらいでも良いかもしれません。もっと分析を多くする人はその次の179$のプランで1日500URLです。調査ボリュームなど、必要に応じてプランを選んでください。

また、ahrefsは簡単ではありますが関連KWの洗い出しやサジェスト検索もできます。結構色々な機能が付いていて、正直自分も完璧には使いこなせていないです(笑)。それぐらい機能の多いツールなので、色々な調査をするには役立つツールになってくれると思います。↓↓
hrefsについて調べて見る(公式サイトへ)

実際にサイトマップを作成する手順は?

最後、実際にサイトマップを作成する手順を簡単にまとめると以下の通りです。

STEP.1
関連キーワードの洗い出し
STEP.2
関連キーワードのカテゴリ分け
STEP.3
ベンチマークサイトの決定
STEP.4
ベンチマークサイトの記事洗い出し
STEP.5
サイトマップ決定

上記はだいたい100記事ぐらいのサイトを作るケースを想定したもので、自分はこのような流れでサイトマップ作成を行うことが多いです。

まずは関連キーワードを洗い出しながら業界特有の単語になれたり、重要トピックをなんとなく把握→その次に蓄えた知識をもとにベンチマークサイトを決めるといった流れです。

それぞれに対する詳しい解説は別記事で行っているので、サイトマップ作成の基本的な考え方等知りたい方は合わせてご覧ください↓↓

【SEOを意識したサイトマップの作り方】手順と必要ページの決め方

まとめ

まとめ
  • 競合調査の洗い出しに便利なのはScreaming Frog SEO SpiderとWebsite Explorer。MacかWindowsかで使い分けを。
  • 関連キーワードの洗い出しはキーワードプランナー、サジェスト検索はNEILPATELがおすすめ。
  • 競合の獲得KW炙り出しはhrefs。有料だがその分hrefsでしかできないことがあるので導入する価値は十分にあり

どのようなサイトマップにするかを頭で考えていては、非効率的であることはもちろん、必ず抜け漏れが生まれます。それを防ぐためにも、ツールを有効に使って確実に必要な記事をピックアップしていきましょう。今回紹介したツールのほとんどは無料で使えるものです。次サイトマップを作る機会があれば、まずは無料のものだけでも導入し、効率的に作業を進めてみてください。

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